2017年04月16日

人は認知バイアスを示すロボットを好む

人は認知バイアスを示すロボットと交流することを選好するという研究があります。

Biswas, M., & Murray, J. (2017). The effects of cognitive biases and imperfectness in long-term robot-human interactions: case studies using five cognitive biases on three robots. Cognitive Systems Research, 43, 266–290. doi:10.1016/j.cogsys.2016.07.007.

イギリスのリンカーン大学コンピュータサイエンス学部の研究者2名による共著論文です。

研究の目的は、ロボットに導入した人間のような認知バイアスが人とロボットの交わりに与える影響を、長期的視点で調査することとしました。続きを読む

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posted by マーキュリー2世 at 21:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 認知心理学、認知神経科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

中間の選択肢を選ぶ人が多い国はIQが高い

質問に対する回答で中間の選択肢を選ぶ人が多い国はIQが高い、という研究があります。性格との関係もあるようです。

Minkov, M. (2017). Middle responding: An unobtrusive measure of national cognitive ability and personality. Personality & Individual Differences, 113, 187-192. doi:10.1016/j.paid.2017.03.041.

ブルガリアのヴァルナ経営大学、フィンランドのイティム・インターナショナル(itim International)の研究者による単著論文です。

反応スタイルは、心理学や社会学の研究で問題となります。ここでの反応スタイルとは、質問項目の内容によらず、質問に似たような回答をする傾向のことです。異なる文化には異なる反応スタイルがあると考えられることから、比較文化研究においては重大な問題で、質問で測る構成概念の比較可能性を低下させます。

反応スタイルは性格や文化的特徴と関連するとされます。そこで、今回は反応スタイルと、国レベルの知能、性格との関係を調査しました。データは52か国の44,096人の回答者によりました。続きを読む

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