2017年07月29日

オキシトシンで異性の嘘を見破るのが苦手になる

オキシトシン投与で異性の嘘を見破るのが苦手になるという研究があります。

Pfundmair, M., Erk, W., & Reinelt, A. (2017). “Lie to me”−Oxytocin impairs lie detection between sexes. Psychoneuroendocrinology, 84, 135-138. doi:10.1016/j.psyneuen.2017.07.001.

ドイツのルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン校心理学研究室の研究者3名による共著論文です。

研究の目的は、オキシトシンが嘘発見(虚偽検出)に与える影響を調べることとしました。

オキシトシンまたはプラセボの投与後、他者が真実を語っているかどうかの判断を研究参加者に求めました。この他者の性別は参加者と同性または異性で、嘘をついている場合と本当のことを言っている場合の2つの条件を設けました。なお、研究には男性も女性も参加者として協力しました。続きを読む

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2017年07月23日

セロトニン濃度が高いと友達との幸福共有効果が低い


セロトニン濃度が高いほど、友達との幸福共有効果が低いという研究があります。具体的には、唾液中セロトニン濃度が高いほど、自分も友達も目標を達成しても幸せはそんなに高くないと思うのです。また、唾液中セロトニン濃度が高いほど、共感の内の視点取得が低いという結果も得られました。

Matsunaga, M., Ishii, K., Ohtsubo, Y., Noguchi, Y., Ochi, M., & Yamasue, H. (2017). Association between salivary serotonin and the social sharing of happiness. PLoS ONE, 12(7): e0180391. doi:10.1371/journal.pone.0180391.

愛知医科大学医学部衛生学講座の松永昌宏講師、神戸大学大学院人文学研究科・文学部文化心理学研究室の石井敬子准教授、同大学同研究室の越智美早修士課程(OB)、同大学進化社会心理学研究室の大坪庸介准教授、同大学社会動態専攻の野口泰基准教授、浜松医科大学医学部精神医学講座の山末英典教授による論文です。

参加者は、セロトニン系に作用する向精神薬を服用していない神戸大学の大学生213名(平均年齢19.26歳,範囲18〜25歳)。男子学生100名、女子大生112名、性別不明1名。ただし、気分が悪くなったり、質問紙への回答が不完全だったりなどの理由で全員のデータを解析したわけではありません(質問紙への回答が不十分な場合は残りの回答をデータ解析に使った場合もあり)。女性の平均年齢は19.036歳、男性の平均年齢は19.500歳と、男性の方が有意に年齢が高くなりました。女性のBMIの平均値は20.252、男性のBMIの平均値は20.948と、男性の方が有意に高くなりました。続きを読む

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