2018年05月07日

タイピング速度が自動車事故死亡率を予測する

地域住民がネット検索を行う際のコンピュータキーボードのタイピング速度が自動車事故死亡率を予測する、という研究があります。また、少なくともカリフォルニア州の5大都では、普通なら寝ているはずの時間帯でタイピングが遅くなりやすく、交通事故も多い傾向にあるとのことです。

Althoff, T., Horvitz, E., & White, R. W. (2018). Psychomotor function measured via online activity predicts motor vehicle fatality risk. npj Digital Medicine, 1:3. doi:10.1038/s41746-017-0003-3.

アメリカのスタンフォード大学、ワシントン州One Microsoft Way通りのマイクロソフト社の研究者による論文です。

アメリカの郡ごとの自動車事故死亡率の年間平均値(人口正規化値)の計算に、アメリカ疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention,CDC)公開の死亡統計の2007年~2013年度版を使用。

全米におけるキー打ち(打鍵)のタイピングデータは2016年4月~7月のものを使用。具体的には、マイクロソフトの検索エンジン、Bingの匿名化検索クエリログアーカイブを活用。このデータは検索結果の改善のために収集されたもので、Bing利用規約に違反しません。デスクトップ型パソコンとノートブック型パソコンからの検索クエリを使用し、携帯端末からの検索クエリはデータ解析から除外。続きを読む

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posted by マーキュリー2世 at 22:51 | Comment(0) | インターネット心理学(SNS等を含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月06日

音楽の幸福、悲しみは1人の方が強く感じやすい

音楽の幸福、悲しみは1人の方が強く感じやすい、という研究があります。

Zhang, J., Yang, T., Bao, Y., Li, H., Pöppel, E., & Silveira, S. (2018). Sadness and happiness are amplified in solitary listening to music. Cognitive Processing, 19(1), 133-139. doi:10.1007/s10339-017-0832-7.

中華人民共和国の北京大学心理学認知科学部北京行動精神衛生重点実験室、ドイツのルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン医療心理学研究所人文科学センターの研究者による論文です。

先行研究によれば、音楽は感情状態を伝える有力な方法です。しかし、音楽で伝わる情動の強さや質が社会的文脈の影響を受けるかどうかやその様態については未解明な点があります。そこで本研究では被験者内実験計画を用いて、この問題を調べました。続きを読む

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posted by マーキュリー2世 at 20:37 | Comment(0) | 感情心理学・情動心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする