2017年12月10日

2D:4Dが低い男性は峰不二子体型の女性と交際していることが多い


2D:4Dというものがあります。2D:4Dとは、人差し指の長さと薬指の長さの比率のことです。日本語では示指環指比です。digit ratioとも呼ばれます。finger ratioといえば、普通は2D:4Dを意味します。通常、男性は薬指よりも人差し指の方が短く、2D:4Dが低くなります。これは、胎児期に暴露されるテストステロン量が多いと、薬指が長くなることによるとされます。ただし、2D:4Dは胎児期のテストステロン暴露量だけでなく、テストステロンへの感受性の影響も受けると考えられています。対して、胎児期エストロゲン暴露量が多いと、薬指より人差し指の方が長くなるため、女性は2D:4Dが高くなります。

さて、今回は2D:4Dが低い男性はウエストが細い女性と付き合っていることが多いという研究です。特に、右手の2D:4Dが低い男性は、ウエストが細く、なおかつ巨乳の女性(峰不二子体型の女性)と交際していることが多いという結果が得られました。

なお、胎児期に暴露される性ホルモン量に影響されるのは、指の長さの比率だけでなく、生殖器から肛門までの距離、すなわち肛門性器間距離(AnoGenital Distance,AGD)もあります。続きを読む

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posted by マーキュリー2世 at 23:18 | Comment(0) | 2D:4D(人差し指と薬指の長さの比) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月25日

2D:4Dの男女差が少ない国は性的平等性が高い

指の長さが社会での性的平等性と関係するという論文が公刊されました。具体的には人差し指と薬指の長さの比が関係します。この人差し指と薬指の長さの比を2D:4Dというのですが、2D:4Dは胎児期のホルモン暴露量の影響を受けると考えられています。女性は男性よりも2D:4Dが大きくなるのも、ホルモン暴露量が影響しているといわれています。

Manning, J. T., Fink, B., & Trivers, R. (2014).Digit ratio (2D:4D) and gender inequalities across nations. Evolutionary Psychology, 12(4), 757-768.

イギリスのノーサンブリア大学心理学部、ドイツのゲッティンゲン大学心理学研究所社会的行動の進化に関するクーラン研究所(Courant Research Center Evolution of Social Behavior)、アメリカのラトガース大学生態進化大学院プログラムの研究者たちの論文です。ノーサンブリア大学はジョン・マニング(John T. Manning)博士ですね。ジョン・マニング博士は2D:4Dに関する本も出版されておられる方です。

1国の平均2D:4Dを性的平等性の指標となる様々な数値と相関させた研究です。具体的には29か国の2D:4Dと国会での女性議員の割合、労働参加率、女性の教育水準、母親の死亡率、10代での妊娠率の関係を調べました。続きを読む

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