2014年08月25日

2D:4Dの男女差が少ない国は性的平等性が高い

指の長さが社会での性的平等性と関係するという論文が公刊されました。具体的には人差し指と薬指の長さの比が関係します。この人差し指と薬指の長さの比を2D:4Dというのですが、2D:4Dは胎児期のホルモン暴露量の影響を受けると考えられています。女性は男性よりも2D:4Dが大きくなるのも、ホルモン暴露量が影響しているといわれています。

Manning, J. T., Fink, B., & Trivers, R. (2014).Digit ratio (2D:4D) and gender inequalities across nations. Evolutionary Psychology, 12(4), 757-768.

イギリスのノーサンブリア大学心理学部、ドイツのゲッティンゲン大学心理学研究所社会的行動の進化に関するクーラン研究所(Courant Research Center Evolution of Social Behavior)、アメリカのラトガース大学生態進化大学院プログラムの研究者たちの論文です。ノーサンブリア大学はジョン・マニング(John T. Manning)博士ですね。ジョン・マニング博士は2D:4Dに関する本も出版されておられる方です。

1国の平均2D:4Dを性的平等性の指標となる様々な数値と相関させた研究です。具体的には29か国の2D:4Dと国会での女性議員の割合、労働参加率、女性の教育水準、母親の死亡率、10代での妊娠率の関係を調べました。続きを読む

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posted by マーキュリー2世 at 10:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2D:4D(人差し指と薬指の長さの比) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする