2014年01月18日

脳梗塞後に強迫性障害が突然回復した事例

強迫性障害が脳梗塞後に突然消えた事例があります。

Diamond, A., & Ondo, W. G. (2011). Resolution of severe obsessive--compulsive disorder after a small unilateral nondominant frontoparietal infarct. International Journal of Neuroscience, 121(7), 405-407. doi:10.3109/00207454.2011.561941.

米国のベイラー医科大学神経学部パーキンソン病センター・運動障害疾患クリニック(Parkinson Disease Center and Movement Disorders Clinic)のケーススタディです。

患者は重篤な強迫性障害を罹患していました。

しかし、右前頭頭頂部の後部に小さな梗塞巣(梗塞領域)が生じた直後、強迫性障害から突如回復しました。

強迫性障害は前頭葉-皮質下ネットワークの異常により生じるとされています。研究者は脳梗塞により背外側前頭前野へのインプット経路に変化が起き、前頭葉-皮質下ネットワークにも影響したのではないかと推測しています。

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posted by マーキュリー2世 at 17:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | 強迫性障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする