2017年04月08日

鏡の前で不健康食を食べると美味しさを感じにくくなる


鏡の前で不健康食を食べると美味しく感じにくくなるという研究があります。ついポテトチップスを食べてしまう人は鏡の前で食べてみると、そんなにおいしく感じられなくなり、ポテチ卒業も簡単になるかもしれません。

Jami, A. (2016). Healthy Reflections: The Influence of Mirror-Induced Self-Awareness on Taste Perceptions. Journal of the Association for Consumer Research, 1(1), 57-70. DOI: 10.1086/684288.

アメリカ合衆国のセントラルフロリダ大学経営学部マーケティング学科の研究者による単著論文です。

本研究で不健康食の味覚は柔軟に変わることが示唆されました。続きを読む

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2016年07月30日

マジシャンは嘘のトリックを言って、手品の種が見破られるのを防ぐ

マジックの種を見聞きすると、「な〜んだ、そんな簡単なことだったの」という感想を抱く人はけっこういると思います。実はマジシャンは手品の前に嘘のトリックを話し、本当の種を見破られるのを防いでいるという研究があります。

Thomas, C., & Didierjean, A. (2016). Magicians fix your mind: How unlikely solutions block obvious ones. Cognition, 154, 169-173. doi:10.1016/j.cognition.2016.06.002.

フランスのフランシュ=コンテ大学心理学ラボの研究者2名による共著論文です。

マジシャンは手品をする前に、これからあり得ないトリックを使うことを宣言することがあります。たとえば、観客の選択を手品師がジェスチャーで操ることが可能といった、本来ならあり得ないトリックを使ったマジックをこれからするから見ておいてねと言って皆の注意を惹きつける方法があります。本論文はそうしたマジシャンの技法が、観客が手品の本当の種を見破るのを防いでいることを、カードトリックを用いて実験心理学的に示唆したものです。たとえ、実験参加者に他の手段を考えるよう促しても、手品師が最初に現実にはあり得ないトリックに言及することで手品の種がばれるのを防いでいるそうです。続きを読む

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2016年07月18日

でこぼこ/ざらざらしている物を触ると共感が高まる

でこぼこ/ざらざらしている物を触ると共感が高まるという研究があります。

Wang, C., Zhu, R. J., & Handy, T. C. (2016). Experiencing haptic roughness promotes empathy. Journal of Consumer Psychology, 26(3), 350–362. doi:10.1016/j.jcps.2015.11.001.

米国ペンシルベニア州フィラデルフィアのドレクセル大学ルボウビジネス学部(LeBow College of Business)、中国北京市の長江商学院、カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学心理学研究室の研究者による論文です。

論文抄録(アブストラクト)によると、滑らかな物に触れるよりもでこぼこ、ざらざらしている物に触れる方が不幸な他者に対する注意が促されるそうです。また、表面が粗い物に触れることで不幸な他者への注意が高まると、共感反応が増加するのだとか。続きを読む

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