2017年11月13日

ラーメンの想起は実験協力意図を低下させる

プリンを想起するよりもラーメンを想起する方が空腹感が高まりやすい、プリンの想起では実験協力意図が低下するとはいえないが、ラーメンを想起すると実験協力意図が低下する、という研究があります。

Okamura, Y. (2017). Mere Recollection of Food Reduces Altruistic Behavior. Polish Psychological Bulletin, 48(2), 250-254. DOI:10.1515/ppb-2017-0028.

大阪府の追手門学院大学大学院心理学研究科の岡村靖人氏による単著論文です。

実験1の目的は、食べ物の想起で空腹感が高まるか?食べ物の種類によって空腹感への影響が異なるかどうか?を調べることとしました。続きを読む

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2017年10月16日

心ここにあらずの人は刺激なしでも感覚が生じやすい


心ここにあらず傾向が高い人は刺激なしでも感覚が生じやすい、という研究があります。

Michael, G. A., Tapiero, I., Gálvez-García, G., & Jacquot, L. (2017). Thoughts and sensations, twin galaxies of the inner space: The propensity to mind-wander relates to spontaneous sensations arising on the hands. Consciousness & Cognition, 55, 223-231. doi:10.1016/j.concog.2017.08.007.

フランスのリヨン大学、リュミエール・リヨン第2大学心理学研究所認知メカニズム実験室(Le Laboratoire d'Étude des Mécanismes Cognitifs,Laboratoire EMC)、フランシュコンテ大学統合神経科学臨床実験室(Laboratoire de Neurosciences Intégratives et Cliniques (EA 481))、チリのフロンテラ大学心理学研究室の研究者による論文です。

感覚と思考はともに自己覚知(self-awareness)と関連するとされます。そこで、内受容感覚や自己知覚と関連する、外的トリガーなしで自然に湧き上がる感覚(自発的感覚)とマインドワンダリング傾向との関連を調査しました。マインドワンダリングとは、「心ここにあらず」の状態で、課題とは無関係なことを考えることを言います。続きを読む

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2017年08月20日

余白はメッセージの説得力を低下させる

テキストにある余白はメッセージの説得力を低下させる、という研究があります。ただし、例外となる状況もあります。

Kwan, C. M. C., Dai, X., & Wyer, R. S. (2017).Contextual Influences on Message Persuasion: The Effect of Empty Space. Journal of Consumer Research, 44(2), 448–464. doi:10.1093/jcr/ucx051.

中国の中山大学経営学部、香港の香港中文大学ビジネススクールマーケティング学部、香港科技大学ビジネススクールマーケティング学部の研究者による論文です。

テキストの周囲にある空白空間(余白)がメッセージの説得力に与える影響を調べた研究です。フィールド調査やラボでの実験等7つの研究を行いました。続きを読む

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