2013年12月04日

女性の脳に男性のDNAが存在する

米国シアトル(ワシントン州)のフレッド・ハッチンソンがん研究センター(Fred Hutchinson Cancer Research Center)は女性の脳に男性のDNAを発見しました。

Chan, W. F., Gurnot, C., Montine, T. J., Sonnen, J. A., Guthrie, K. A., Nelson, J. L. (2012). Male Microchimerism in the Human Female Brain. PLoS ONE, 7(9):e45592. doi:10.1371/journal.pone.0045592.

59人中37人(63%)の女性の脳に男のDNAがありました。

ただし、アルツハイマー病の女性の脳内には男性DNAが少ないとのことです。

妊娠中の男性胎児のDNAがそのまま母親の体内に残り、脳にもその痕跡が認められるというのが尤もらしい解釈です。

Y染色体領域の遺伝子としてDYS14遺伝子が知られているので、それを指標にした研究です。

このような現象をマイクロキメリズム(Microchimerism)と呼びます。

マイクロキメリズムとは、宿主とは遺伝的に異なる細胞が体内に定着、存続することです。

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posted by マーキュリー2世 at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | マイクロキメリズム(マイクロキメラリズム) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする