2014年11月28日

お金のプライミングで自己開示や自己効力感が高まる

お金のプライミングで自己開示意図や実際の自己開示行動、自己効力感が高まるという研究があります。

Mukherjee, S., Manjaly, J. A., & Nargundkar, M. (2013). Money makes you reveal more: consequences of monetary cues on preferential disclosure of personal information. Frontiers in Psychology: Cognition, 4:839. doi: 10.3389/fpsyg.2013.00839.

インド工科大学ガンディーナガル校(アフマダーバード)認知科学プログラムの研究者達による論文です。

実験1は83人の大学生(平均年齢21歳、女性23人)が参加しました。実験条件(お金プライムの有無)はランダムに割り当てました。

実験1は消費者調査と称した調査でした。回答内容はオインラインのショッピングサイトで共有され、他者に見られる可能性もあると教示しました。様々なプライバシー情報の開示意図を7件法で質問しました(全然答えたくない〜全然OKまで)。プライバシーレベルは様々なものを用意しました(性別や皮膚の色、身長、体重、携帯番号、メールアドレス等)。

金銭プライミングは質問用紙の背景にあるお金画像の呈示の有無で行いました(お金が背景じゃない統制群は金銭画像をカットしてごちゃ混ぜにしたものを使用)。実際の金銭プライミング質問紙が論文の補足資料として公開されていますが、回答用紙の背景が札束だらけでした(笑)。続きを読む

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2014年09月29日

公務員勤務の遺伝率は40%

公務員勤務の遺伝率は40%という研究があります。

Maczulskij, T. (2013). Employment sector and pay gaps: genetic and environmental influences. Labour Economics, 23, 89-96. DOI:10.1016/j.labeco.2013.04.009.

フィンランドのユヴァスキュラ大学ビジネス経済学部の研究者による論文です。

フィンランドの双生児のデータをヘルシンキ大学のフィンランド双子コホート(Finnish Twin Cohort)から、雇用状況はフィンランド縦断的雇用主-労働者データ(Finnish Longitudinal Employer-Employee Data)から把握し、両者をマッチングさせました。

その結果、公務員勤務の約40%は遺伝で説明可能であることが分かりました(男性の遺伝率が44%、女性の遺伝率が38%)。共有環境の影響はありませんでした。また、遺伝率の33%が教育的成果に由来するという結果も得られました。続きを読む

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