2016年03月14日

こちょこちょを自分でやってもくすぐったい統合失調傾向が強い人

普通は自分でこちょこちょ、こしょこしょすれば、くすぐり感覚は弱まるものです。しかし、統合失調傾向が強い人は自分の身体を自分でこちょこちょしても、くすぐったく感じやすいという研究があります。

Lemaitre, A. L., Luyat, M., & Lafargue, G. (2016). Individuals with pronounced schizotypal traits are particularly successful in tickling themselves. Consciousness & Cognition, 41, 64-71. doi:10.1016/j.concog.2016.02.005.

フランスのリール第3大学心理学教室:交流、テンポ、情動、認知?(Univ. Lille, EA 4072 – PSITEC – Psychologie: Interactions, Temps, Émotions, Cognition)の研究者による論文です。

397名の大学生が統合失調型パーソナリティ質問紙(Schizotypy Personality Questionnaire:SPQ)から抜粋した7項目の質問によるスクリーニングを受けました。397名からSPQ得点が高かった人40名と低かった40名を抜粋し、SPQの全質問に回答してもらいました。このうち、SPQの標準化データとの比較から得点が最も高かった健常者27名(女性17名,平均年齢23歳)と低かった健常者27名(女性16名,平均年齢23歳)が実験に参加しました。年齢にも利き手にも群間差は検出されませんでした。

*利き手はエディンバラ利き手テスト(Edinburgh Handedness Inventory,EHI)で評価。続きを読む

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2013年11月27日

統合失調症は手(掌紋、爪皮、指の関節)で診断できる

イスラエルのテルアヴィヴ大学(テルアビブ大学)が統合失調症の「診断」は手を診るだけで可能だという研究を発表しました。

以下の論文です。

Shamir, E. Z., Cassan, S. M., Levy, A., Lifshitz, T., & Tarrasch, R. (2013). Biometric parameters of the hand as an index of schizophrenia-A preliminary study. Psychiatry Research, 210(3), 716-720. doi:10.1016/j.psychres.2013.08.026.

近位指節間関節(Proximal interphalangeal joint)、下横線(Lower transverse line)、 中指の胎生爪皮(Eponychium of the middle digit)が最も診断能がある部位です。

統合失調症の診断精度は81.2%(感度76.3%、特異度85.7%)です。

感度とは患者を正しく患者と識別できること、特異度とは健康な人を健康だと見分けることです。

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