2017年08月28日

季節性感情障害者に菜食主義者が多く、菜食主義者に季節性感情障害者が多い


季節性感情障害(季節性情動障害)の人にベジタリアン(菜食主義者)が多く、ベジタリアンに季節性感情障害の人が多いという研究があります。

Meesters, A. N. R., Maukonen, M., Partonen, T., Männistö, S., Gordijn, M. C. M., & Meesters, Y. (2016). Is There a Relationship between Vegetarianism and Seasonal Affective Disorder? A Pilot Study. Neuropsychobiology, 74(4), 202-206. doi:10.1159/000477247.

オランダのフローニンゲン大学行動科学研究室、同大学時間生物学ユニット、フローニンゲン大学医療センター精神医学大学センター、フィンランドの国立健康福祉センター(National Institute for Health and Welfare,THL)公衆衛生解決策研究室の研究者による論文です。

食物摂取には季節によってパターンがあり、特に季節性感情障害の人で顕著です。栄養選択の1つにベジタリアン的な食事があり、今回は菜食主義と季節性感情障害の関係を調べることを目的としました。

フィンランドの研究で、慢性的な非感染性疾患のリスク要因に関する住民調査であるFINRISK 2012のデータを使用し、食事と季節性感情障害に関する情報を収集。また、オランダの研究では、外来診療クリニックで、季節性感情障害患者にベジタリアンかどうか質問しました。

その結果、フィンランドの研究では、一般人口よりもベジタリアンの方が季節性感情障害の人の割合が4倍高いことが見いだされました。また、オランダの研究では、一般人口よりも外来クリニックでの季節性感情障害患者群の方がベジタリアンの割合が3倍高い結果となりました。オランダの研究では、特に季節性の活力減退が菜食主義と関連していました。

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posted by マーキュリー2世 at 01:17 | Comment(0) | 心理療法、臨床心理学、精神医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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