2013年12月24日

クリスマス、新年に自傷が減少する(例外あり)

オックスフォード大学の研究によると、自傷はリスマス、元日に減少します。

Bergen, H., & Hawton, K. (2007). Variation in deliberate self-harm around Christmas and New Year. Social Science & Medicine, 65(5), 855-867. doi:10.1016/j.socscimed.2007.04.004.

自傷で総合病院救急治療室に運ばれた19,346人がデータソースです。自傷エピソード数は31,369回でした。場所は英国オックスフォードでした。年度は1976年から2003年でした。

12月19日から26日(23日を除く)まで、自傷行動が30%〜40%ほど減少しました。しかもその影響は11日間続きます。つまり、お正月でも自傷行動が少ないままだということです。

●詳細な分析

特に25歳未満の人の自傷がクリスマス、元日の前後に減少します。減少割合は約60%でした。

恋人や配偶者との関係に問題がある人はクリスマスの3日前から自傷が減少しました(減少割合は80%)。しかし、新年を迎えると100%、自傷が増加しました。

家族関係に問題がある人ではクリスマスの前と元日後に自傷が減少しました(減少割合は60%)。

社会的孤立が深刻な人や自傷の前科があった人はクリスマスの前だけ、自傷が減少しました(減少割合は60%)。

アルコールを飲んで自傷した人は元日に自傷が増加し、その増加割合は250%でした。

自殺念慮(希死念慮)の高低は結果に影響しませんでした。

ただし、自傷行動が減少したといっても、救急治療室に搬送されたケースしかカウントしていませんから、軽傷で済んだ自傷のことは分かりません。

関連記事⇒クリスマスや元日は死亡リスクが高い

スポンサードリンク

posted by マーキュリー2世 at 11:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 死(自殺含む)の研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック