2016年11月27日

透明身体錯覚でも、身体サイズの錯覚が物体の大きさ知覚に影響する


透明脚の所有感錯覚で感じた身体が大きければ物体が小さく感じ、反対に小さい身体を所有していると感じると物体が大きく感じるという研究があります。身体の大きさ(知覚)が視覚世界の知覚に影響することが知られていますが、それには身体(の一部)が目に見えるものであるという知覚は必要ないということです。

本研究は透明人間錯覚とバービー人形錯覚を組み合わせた実験です。透明人間錯覚については、私の管理する別のブログ『緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー』の記事「透明人間の錯覚で人前に立ってもストレスを感じにくくなる」を、バービー人形錯覚については以下の動画を参考にしてください(この動画のもととなった研究の原典はvan der Hoort, B., Guterstam, A., & Ehrsson, H. H. (2011). Being Barbie: The Size of One’s Own Body Determines the Perceived Size of the World. PLoS ONE, 6(5): e20195. doi:10.1371/journal.pone.0020195.です)。


(URLはhttps://www.youtube.com/watch?v=uhRbAjdEiGw)続きを読む

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posted by マーキュリー2世 at 21:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 身体心理学(身体錯覚を含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

幸せ全開の人は交渉事で搾取されやすい

自分は今、最高に幸せだよということを他者に全開にしていると、ネガティブな情報をシャットアウトする奴で、世間知らずだと思われやすく、交渉事で搾取する相手として選択されやすくなるという研究があります。

Barasch, A., Levine, E. E., & Schweitzer, M. E. (2016). Bliss is ignorance: How the magnitude of expressed happiness influences perceived naiveté and interpersonal exploitation. Organizational Behavior & Human Decision Processes, 137, 184-206. doi:10.1016/j.obhdp.2016.05.006.

アメリカ合衆国のニューヨーク大学、シカゴ大学、ペンシルベニア大学の研究者による論文です。

幸せの表出程度が社会的知覚や対人行動に与える影響を調べた研究です。続きを読む

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posted by マーキュリー2世 at 21:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会心理学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする