2016年01月21日

手を洗うと嗜好食品を選択するようになる

嗜好性の高い美味しい物(hedonic food)を食べた後に手を洗うと罪悪感が低下する、食べ物の選択をする前に手の洗浄を行うと嗜好食品を選択するようになるという研究があります。好きな食べ物が高カロリーなら、手を洗うことはダイエットに有害ですね。

Martins, C. M., Block, L. G., & Dahl, D. W. (2015). Can Hand Washing Influence Hedonic Food Consumption?. Psychology & Marketing, 32(7), 742-750. DOI: 10.1002/mar.20814.

アイオナカレッジ(アイオナ大学)、バルークカレッジ(バルーク大学)、ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)の研究者らによる論文です。

○背景と目的

手洗い行動は道徳分野での研究がおこなわれています。たとえばマクベス効果(macbeth effect)というものがあります。マクベス効果とは自分の道徳的不純さが顕著になると、身体を洗うことを求めるという現象のことです。たとえば、過去に行った非倫理的な行為を思い出した後に消毒液を選択することが多くなるといった事象はマクベス効果にあたります。

しかし、洗浄行動は道徳分野以外にも何らかの影響を及ぼすのでしょうか?本研究では手を洗うことで消費者行動、具体的には嗜好食品の消費に与える影響を調査しました。続きを読む

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2016年01月15日

口の幅が広い人はリーダーの素質がある

口の幅が広い人はリーダーシップ能力が高く感じられ、実際にリーダーとしての能力が高いという研究が発表されました。

Re, D. E., & Rule, N. O. (2016). The big man has a big mouth: Mouth width correlates with perceived leadership ability and actual leadership performance. Journal of Experimental Social Psychology, 63, 86-93. doi:10.1016/j.jesp.2015.12.005.

カナダのトロント大学心理学部の研究者2名による共著論文です。以下はアブストラクト(論文要旨)の内容です。

○研究目的

先行研究により顔の容貌がリーダーの選別やパフォーマンスを予測することが示されています。しかし、具体的に顔のどの特徴が重要なのかということが明らかにされていません。したがって、本研究では口の幅の広さとリーダシップの関係を調査しました。なぜ、口の幅の広さなのかというと、霊長類で戦闘傾向との相関が見出されており、支配性知覚や高い社会的ランクの達成と関連する可能性があるからでした。

○調査結果続きを読む

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